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コンテナハウスで子供部屋を作る4つのメリットとは?完成までの流れも解説!
2022/12/07 NEWSコンテナハウスの基礎知識未分類
子供が成長して、「そろそろ子供部屋を…」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。子供部屋を新たに作るとなると、既存の部屋を仕切る方法や思い切って増築をする方法などが一般的かと思います。
しかし今、新たな選択肢としてコンテナハウスで子供部屋を作るという方法が少しずつ広まってきています。コンテナハウスというと、長時間過ごす居室というよりガレージの延長のような趣味の場所というイメージがあるかもしれませんが、コンテナハウスは思っているよりも快適で、何ら問題なく子供部屋として活用することができます。
今回のコラムでは、コンテナハウスで子供部屋を作るメリットや、完成までの実際の流れをご紹介します。
コンテナハウスで子供部屋を作る4つのメリット
メリット①:敷地内に増設できる
コンテナハウスはそれ自体が独立しているので、敷地内に設置できるスペースさえあれば簡単に増設できます。完成されたコンテナを設置するだけなので、現場では最低限の工事だけになるので工期が短くて済みます。また、通常の増築のように既存の家を改修工事することもないので、普段の生活に何ら影響なく工事をすすめることができます。
メリット②:低コストで子供部屋を設置できる
コンテナハウスで子供部屋を作る場合、通常の増築よりも低コストで済むことがほとんどです。既存の家を改修して増築する場合は、間取り変更や内装工事などでそれなりの費用がかかりますが、コンテナハウスの場合は本体の価格と必要最低限の造作工事や設備工事費のみなので、コンテナを中古などにすると費用をグッと抑えることができます。
メリット③:勉強部屋として使える
コンテナハウスは建物として独立しているので、母屋の音や振動が伝わりません。コンテナハウスでは静かな環境が保たれるので、勉強部屋としての活用にもうってつけです。
メリット④:水回り・電気を確保できる
母屋の延長としての子供部屋ではありますが、コンテナハウスの子供部屋は建物としては独立しているので、電気や水回りがないと何かと不便です。コンテナハウスには照明設備やエアコンの設置だけではなく簡易な洗面やトイレなども設置することができるので、必要に応じて取り付けるとより快適な環境になるでしょう。
コンテナハウスで子供部屋ができるまでの流れ
子供部屋用のコンテナハウスを選ぶ
コンテナハウスは規格製品なので、数パターンの中から部屋の大きさを選ぶことになります。大きさとしては、20フィート(約6.8畳)と40フィート(約13.4畳)の二種類が主流であり、このどちらかから選ぶことになります。素材や形状のバリエーションはあまりありませんが、色は何種類かあるのでお気に入りの色を選ぶとよいでしょう。また、中古と新品がありますが、中古の方が安価になっているので、新品であることにこだわりがなければ中古製品も選択肢として考えてもよいでしょう。
コンテナハウスを施工する
コンテナハウスのデザインが決まったら、現場に設置する前にある程度の施工をしてしまいます。コンテナの塗装や開口部の造作、内装工事などは工場で行い、現場で施工する部分をできるだけ少なくしておくと設置がスムーズになります。
施工したコンテナハウスを敷地に設置する
コンテナハウスの設置に伴いいくつかの工事を行います。現場で行う主な工事としては基礎工事、設備工事、断熱工事などになります。また、コンテナハウスの設置は増築扱いになるので、コンテナハウス 設置後の建ぺい率や容積率等などが建築基準法に準じているかどうかも確認しましょう。
最終確認・引き渡しを行う
コンテナハウスの施工・設置が終了したら、内装の仕上がりや設備などの最終確認を行い、問題がなければ引き渡しとなります。
コンテナハウスで子供部屋を作る工期・費用とは
コンテナハウスで子供部屋が作るまでの工期
コンテナハウスは大部分が完成しているので、1からデザインを考えるような作業はありません。複数のコンテナを組み合わせるような凝ったデザインにしない限り、設計と施工をあわせても2〜3ヶ月の工期でおさまることがほとんどです。
コンテナハウスで子供部屋を作るのにかかる費用
コンテナハウス本体の費用は、新品の20フィート(6.8畳)のもので、およそ250万円〜300万円になります。中古になれば価格は安くなりますが、状態も価格もピンキリなので安さだけで選ばずに総合的に判断することをおすすめします。
コンテナハウスで子供部屋を作るときの2つの注意点
コンテナを運べる幅の道路があるか
自宅の敷地にコンテナハウスを設置するだけの十分なスペースがあること以外にも、敷地に運び入れるまでの道路に十分な幅があることも重要です。コンテナハウスのサイズは細長い直方体で、長辺が20フィート(約6m)と40フィート(約12m)となっています。都心の道路は狭いところも多いので、家に運び入れるまでの経路と照らし合わせながらコンテナの動きを細かくシミュレートしましょう。
建築許可申請が必要か
建築基準法上「離れ」は増築とみなされるので、10平米を超える増築に関しては確認申請が必要です。また、増築する部分の面積も母屋の建ぺい率や容積率にカウントされるので、母屋の面積との合算で、建築基準法に違反していないか確認してから設置を決めましょう。
まとめ
コンテナハウスは子供にとってちょっとした“基地”のようでワクワクしますよね。
一人で趣味に没頭したり、時にはお友達を呼んで遊んだりすることはもちろん、集中して勉強をしたい時にも活用できます。
私たちIRON HOUSEは住居用、離れ用、オフィス用、店舗用など様々なコンテナハウスを提案しています。コンテナハウスに魅力を感じている方、コンテナハウスを生活に取り入れてみたい方は、是非私たちIRON HOUSEにご希望をお聞かせ下さい。離れとしての活用以外にも、コンテナハウスには無限の可能性があります。理想のコンテナハウスライフを実現するために、私たちIRON HOUSEが親身になってサポートさせていただきます。